
TOP > 06)インプラント治療例
右上2番が外れて来院しました。
応急意処置として両隣の歯に外れた歯を固定しました。
この歯はかぶせ物と歯の間から虫歯が進行して、その虫歯が歯肉の中まで及んでいました。
残念ながら保存不可能です。
後日抜歯後即時埋入による治療計画を立てました。
右上2番が反対側の同名歯に比べて短いことが分かります。。
むし歯が歯肉縁下まで及び保存不可能なことがわかります。
切開(歯肉を切る)することなく埋入するため、術後腫れ、痛みが全くなく経過しました。
インプラント埋入時にトルク値(ねじる力)とペリオテスト値(揺れ)を計測し、一定条件をクリアーすると即時に力をかけることが可能となります。

患者様は術後、来院回数は消毒、印象、セットと3回で治療は終了となります。
短かった歯が長くなり反対側の同名歯と歯肉の高さが同じ高さになり審美的にも回復していることがわかります。
この患者様の治療で注意しなければならないことは、患者様が前歯部で咬む癖があったということです。 それは前歯部で噛みやすいのではなく、臼歯部に問題があり奥歯で咬みづらかったことが原因です。 専門的に言うと、チューイングサイクルにおける後方の干渉が認められました。 臼歯部の調整をおこたると、インプラントの予後は期待できません。 歯科治療において全体のバランスの歪みが原因でその部位に問題を起こすことが少なくありません。 一口腔単位の治療が重要視されるのはそういう理由です。
【1】下顎の大臼歯が虫歯のため保存不可能であることがわかります。 インプラントの抜歯即時埋入、即時負荷の計画をたてました。
【2】抜歯した状態。6近心根が抜歯時破折してまだ残っています。無理に周りの骨を削って抜歯すくのではなく、インプラント床形成後に抜歯するのが最も低浸襲といえるでしょう。
【3】インプラント埋入後仮の土台をたてました。ぺリオテスト値が即時負荷をかけるために十分な値が得られました。抜歯即時、即時負荷へ移行していきます。
【4】インプラント周囲に骨補填材を填入した状態です。そして縫合しました。インプラント埋入後即時に仮歯を装着することが可能となります。
【5】仮歯を装着して創面をパックした状態。パックは約1週間で除去します。
【6】抜歯即時埋入後約2ヶ月で印象採得し、最終補綴物が装着されました。インプラント埋入後即時負荷することで、治療期間中一定のQOLが維持されました。治療回数は4回ですみました。
【1】 インプラントブリッジは7年以上前に当院で治療しました。良好に経過していることがわかります。 残念なことに無理に残した近心の天然歯が歯槽膿漏で咀嚼障害を主訴として来院されました。
【2】術前の状態。
【3】 粘膜を剥離した状態。周囲の骨が大きく欠損していることがわかります。
【4】 CTを併用して骨形態を把握して直視下でインプラントを理想的な位置に埋入していきます。
【5】 インプラントに装着されていたマウントジグをはずした状態。埋入深度は舌側の骨頂を基準にしています。抜歯即時埋入は低位埋入が基本です。
【6】 骨補填材を填入した状態。骨補填材の配合比率を工夫することと、HAインプラントを用いることで、難症例の抜歯即時埋入がきわめてシンプルで予知性の高いものとなります。
【7】 縫合した状態。不良肉芽組織が多い場合減張切開を必要とせず自然に閉じることが可能です。
【8】 インプラント埋入後約3ヶ月の状態。きれいに治癒しています。
【9】 粘膜を剥離した状態。【5】に比べインプラント周囲は骨様組織に覆われていることがわかります。
【10】 抜歯即時埋入後約4ヵ月後に最終補綴物を装着しました。審美的にも、機能的にも満足いく結果が得られました。そして治療期間中痛み、腫れが全くなかったことを患者様は喜んでいました。インプラント治療は担当する歯科医師によって戦略が大きく変わってきます。
【11】 術後5ヶ月のCT像。インプラント頬側の骨様組織が維持されていることがわかります。CT像でインプラントの良好な予後が期待できます。
【1】 近心頬側の歯根が破折しているため頬側歯肉の腫脹を繰り返しました。歯根破折は抜歯の適応症です。抜歯即時埋入によるインプラント治療の計画をたてました。
【2】抜歯後の状態。下顎大臼歯の抜歯即時埋入は中隔にインプラントを埋入していくことが基本となります。
【3】 インプラントを埋入した状態。インプラント体から抜歯窩側壁までの距離をジャンピングディスタンスといいます。骨伝導能を有するHAインプラントはこのジャンピングディスタンスに自由度があることが大きな特徴といえるでしょう。チタンインプラントの場合2mmが限界といわれています。抜歯即時埋入はインプラントの埋入位置と埋入深度が成功のポイントとなります。
【4】 インプラント埋入後縫合した状態。抜歯後の自然治癒のメカニズムを利用して治癒を待ちます。
【5】 インプラント埋入後10日の状態。治癒が良好とはいえませんがこのまま経過観察をします。
【6】 インプラント埋入後2ヶ月の状態。良好に治癒しています。インプラントのカバースクリューが露出したままでしたが、感染することもなく経過することがほとんどです。
【7】 粘膜を剥離した状態。インプラント周囲が骨様組織に覆われていることがわかります。【3】と比較。
【8】 インプラントに最終補綴物が装着された状態。審美的、機能的回復が認められます。
【9】インプラントのアバットメントを外した状態。インプラント周囲の粘膜が良好に治癒していることがわかります。【5】と比較。審美領域も臼歯部においても細い中空のアバットメントを装着してその弾性を利用してインプラント体から力を逃がすコンセプトはかわりません。インプラント周囲の歯肉縁形態は補綴物により決定することになります。
【10】術前のX線写真。歯根破折により透過像が認められます。
【11】インプラント埋入から4ヵ月後のX線写真。まだインプラント周囲の骨補填財と骨がなじんでいませんが臨床上問題なく経過すると思われます。
【12】埋入後10ヵ月後のCT像。インプラント周囲は骨様組織におおわれていて、今後良好な予後が期待できます。
【1】 歯肉縁下カリエスのため良好な予後が望めません。抜歯してインプラント治療を計画しました。患者様は術後2週間後に約2週間の海外旅行の計画が入っていました。その旅行中も安心し食事ができることを望んでいました。
【2】抜歯して根尖から上顎洞を挙上するサイナスリフトへ移行していきます。
【3】 インプラントを同時埋入するため慎重に上顎洞を挙上していきます。
【4】 インプラント埋入後ペリオテスト値、埋入トルク値が条件をクリアーしたので、ジンジバルカフを稙立して即時負荷していきます。この時点でインプラントの抜歯即時埋入、即時負荷、サイナスリフトのコンビネーションとなります。
【5】プロビジョナルを装着します。インプラントに負荷をかけていますが、側方力を排除することがポイントとなります。
【6】 海外旅行も楽しく過ごし、術後約8週の状態。インプラントに即時負荷したため2次手術は必要ありません。インプラント周囲の粘膜が良好に治癒していることがわかります。
【7】 天然歯とインプラントをピックアップ印象していきます。
【8】 インプラントに最終補綴物を装着して1年半後の咬合面観。安定した状態を保っていて、今後良好な予後が期待できます。治療費をワンプライスに設定しているのは、このような複合技でも通常の成熟側のインプラント埋入と同等の難易度と考えているからです。
【9】 術前のレントゲン像。インプラントを埋入するためにはサイナスリフトが必要であることがわかります。
【10】術後のレントゲン像。上顎洞がドーム状に挙上され、インプラントが埋入されました。
【11】術後1年半のCT像。インプラント周囲に骨欠損は認められません。サイナスリフトにより造骨された部位も、安定しています。
【12】矢状面のCT像。上顎洞は含気空洞のためドーム状に挙上された部位が吸収して自然な形態になってきています。【10】と比較
【1】患者様は咬合力が強く、オクルーザーで測定すると約1000Nあります。最後臼歯部に違和感を主訴に来院。近心根頬側に約10mmのポケット認められました。歯根破折と診断して抜歯してインプラントを2本埋入する計画をたてました。
【2】抜歯した状態。近心根頬側の骨が大きく欠損していることがわかります。6は成熟側のインプラント埋入、7は抜歯即時埋入によるインプラントの埋入となります。
【3】 インプラント埋入時、ペリオテスト値、埋入トルク値が一定条件をクリアーしましたので、インプラント体にジンジバルカフを装着して即時負荷へと移行していきます。
【4】プロビジョナルを装着した状態。インプラントに側方力がかからないようにプロビジョナルを調整します。
【5】 インプラント埋入後約8週の状態。インプラント周囲の歯肉の高さが多少退縮しています。
【6】 ジンジバルカフを外した状態。インプラント周囲の粘膜は良好に治癒しています。
【7】 インプラントに最終補綴物を装着して機能的回復がなされました。【5】からの歯肉縁形態の変化を参考にしてください、S先生。インプラント周囲の歯肉縁形態は補綴物によって決定していきます。
【8】 インプラント埋入後2週間のデンタルX線像。
【9】インプラント埋入後約8週のデンタルX線像。6インプラント周囲に骨欠損が認められます。抜歯即時埋入により埋入したインプラント周囲より、成熟側に埋入したインプラント周囲に骨吸収が認められます。さて、何故でしょう?
【10】インプラントに補綴物装着後4ヶ月のX線像。吸収したインプラント周囲の骨が回復してきています。ただ、この症例ではいわゆるリモデリング、ソーサリング現象が認められます。インプラント周囲の骨にリモデリング、ソーサリング現象が認められる場合と、そのような現象が認められない場合があります。何故か?私なりの考えはありますが・・・・。
歯槽膿漏で上顎の歯全て保存が難しい状態でした。
もちろんオリジナルテクニックを駆使しています。 歯肉の高さも連続性が保たれ、審美的、機能的回復が認められます。
上顎で7本、全顎で9本のインプラントが埋入されています。
歯冠乳頭が美しく形成されていることがわかります。
術前歯が歯肉から飛び出た状態でしたが、GBRによりインプラント周囲は骨様組織に覆われているのがわかります。
歯槽膿漏のため歯を保存することが難しい状態でした。 インプラント治療を希望していると言うことで他医院からの紹介で来院されました。
上顎7本、下顎1本のインプラントが埋入されていることがわかります。
この患者様の治療は約10ヶ月で終了しています。 下顎はアーチが狭窄していましたので簡単な矯正治療も行っています。
2つの症例との上顎の歯を全部抜いてインプラントにしていますが、治療期間中も入れ歯にすることなく、一定のQOLを維持して治療が進められました。
私たちは患者様の治療の結果のみならず、その過程も大切に考えています。
自然治癒により、健康な歯肉に回復しております。 その日に土台を建てたので、二次手術が必要ありませんでした。
※痛みもなく早く噛めるようになり、患者さんは非常に満足しております。
上顎インプラントによるフルブリッジの症例です。 患者様はインプラントに関する一般向けの本をお書きになるぐらいインプラント治療を専門におやりになっている先生からのご紹介でした。 患者様は長期総義歯を装着されており顎提がほとんど吸収してしまい、CTの診断でも歯槽骨がナイフエッジ状になりインプラントを埋入することが非常に難しい状態でした。 またご高齢であることより無理な手術は回避して治療を進めなければなりませんでした。 ピンポイントでの埋入が必須となります。
【1】 インプラント補綴物完成時の咬合面観。アーチのせまさがお分かり頂けると思います。
【2】 インプラント補綴完成時の正面観。キー&キーウエイのアタッチメントが1箇所入っています。その理由は・・・・・・・。
【3】インプラント補綴装着時の正面観。歯肉補綴を行い審美性を獲得しています。下顎の治療はご紹介してくださった先生が行う予定です。
とにかく難しい症例でした。患者様にインプラントで義歯を固定する方法を提案しましたが、ご本人とご紹介の先生の強い希望でインプラントのフルブリッジで治療していくことになりました。治療が終了時に頑固な肩こりがとれた報告を受け、私自身も義歯にしないでインプラントフルブリッジして本当によかったと思っています。
上顎5|6にインプラントを埋入することを希望して当院を来院されました。 右上6は上顎洞まで約1mmしか距離がありません
上顎洞挙上術と同時にインプラントが埋入されました。
4,7間が狭く難しい治療でしたがバランスよく歯を入れることができました。
インプラント周囲が骨様組織に囲まれて良好に経過していることがわかります。
この患者様は銀座の歯科医院で受診されてました。
その歯科医院では大変な難症例で、入院しないだけ良いと思ってほしいと言われたそうです。
治療費も180万と言われたそうです。
当医院では33×2=66万とPRPの2万円で、68万で済みました。
術後全く腫れ、痛みがなく、患者様は感動していました。
歯科医院によりこれだけ治療方針、治療費が異なります。
なお、当医院ではインプラントを含め、最高の材料を使用しています。
自然な感じに歯が入っていることがわかります
インプラント周囲は骨様組織に囲まれ、良好に経過しています。
頬側に全く骨がありません。インプラント埋入と同時にGBRを行いました。
インプラントは骨様組織に囲まれている。 GBRにより骨造成された部位も良好に経過していることがわかります。 GBRも基本的にワンプライスです。 ただし、高額なメンブレンを使用する場合のみ別途材料費が発生します。
【1】右上臼歯部が重度の歯槽膿漏で咀嚼障害を主訴として当院を来院されました。 保存不可能な歯槽膿漏の歯を合抜歯してインプラントを3本埋入する計画を立てました。
【2】抜歯後1ヵ月後のオルソパントモ像。骨頂から上顎洞までの距離は2~3mmでサイナスリフトの症例です。。
【3】抜歯後1ヶ月、術前のの咬合面観。
【4】粘膜を剥離した状態。グロテスクなので画像をモノクロに修正しました。
【5】歯槽頂から上顎洞をオステオトームにて約10mm挙上してインプラントを慎重に埋入していきます。 歯槽頂アプローチのサイナスリフトは低浸襲で、痛み、腫れを最小限に抑えることが可能です。
【6】インプラントを埋入した状態。頬側に骨が不足いている部位があるので、GBR法を併用しました。 サイナスリフト、GBRのコンビネーションによるインプラント同時埋入です。
【7】縫合した状態。2次手術まで約4ヶ月インプラントが骨と結合するのを待ちます。
【8】術後約5ヵ月後。インプラントに最終補綴物が装着されました。補綴物は連結することなく単独補綴してあります。 HAインプラントを用いることにより、骨頂から上顎洞までの距離が2~3mmの難症例にもかかわらず、痛み、腫れがなく短期間で治療を終了することが可能です。 難症例といわれているサイナスリフトの症例ですが追加費用はかかりません。
【9】術後2年のCT像。挙上されたインプラント周囲の骨が安定していることがわかります。 またぺリオテスト値が-6でサイナスリフトで骨造成されて部位とインプラントが強固に結合していることがわかります。CT像を青色にしてみました。
【1】長期間歯が欠損したまま放置されると、歯槽骨が吸収してしまい、インプラントを埋入するのに不利な環境になってしまいます。この症例では歯槽骨を分割してインプラントを埋入する計画をたてました。
【2】粘膜を剥離した状態。インプラント埋入には十分な骨幅とはいえません。
【3】歯槽骨にスリットを入れて歯槽骨を分割していきます。下顎の骨は硬いので頬側骨板がとばないように慎重に拡大していきます。
【4】ボーンエキスパンダーを併用してインプラント床を形成しました。インプラント埋入の十分な環境が整いました。
【5】インプラントを埋入した状態
【6】縫合した状態
【7】インプラント補綴装着時の側方面間。歯槽骨を広げることによりインプラント周囲のメンテナビリティーが向上します。
【8】インプラント補綴装着時の咬合面観。
【9】術後2のCT像です。インプラント周囲は健全な骨に囲まれ、長期維持、安定していくことが予想されます。
【1】術前の状態。他院で治療していましたが痛みがひかず、当院に来院されました。歯槽膿漏と根尖病巣がひどく保存不可能な状態でした。抜歯してインプラント治療の計画をたてました
【2】抜歯して1ヶ月の状態。無理な延命処置により歯槽骨が吸収してしまい、抜歯後の治癒が良好とはいえません。
【3】インプラント埋入のため粘膜を剥離した状態。歯槽骨が狭窄しています。
【4】スプリットクレストテクニックにより、歯槽骨を拡げていくことにより、インプラント埋入が可能となります。
【5】抜歯窩周囲の骨が大きく吸収していることがわかります。根尖部からサイナスリフトをおこないます。
【6】インプラントを埋入します
【7】HAメンブレンテクニックによりGBRをおこないます。スプリットクレスト・サイナスリフト・GBRのトリプルコンビネーションの処置となります。
【8】インプラント埋入後縫合した状態。
【9】インプラント2次手術時。術前の状態に比べ狭窄していた歯槽骨がスプリットクレストにより拡大されています。【3】と比較
【10】GBRによりインプラント周囲に骨が再生されています。【5】と比較
【11】インプラントに最終補綴物が装着された状態。
【12】最終補綴物咬合面観。スプリットクレスト・サイナスリフト・GBRを同時に行うことにより、治療期間を短縮することが可能となります。
【1】小臼歯部の歯肉の腫脹を主訴として来院されました。歯根破折によるものです。欠損している大臼歯部成熟側のインプラント埋入と小臼歯部抜歯即時埋入インプラントの計画をたてました。
【2】抜歯後粘膜を剥離した状態。頬側の骨が歯根破折により大きく欠損していることがわかります。
【3】舌側の舌下動脈、オトガイカ下動脈の位置を確認して舌側よりにインプラントを埋入することが一番安全、確実な手技といえるでしょう。
【4】インプラントを埋入した状態。頬側が大きく露出していることがわかります。
【5】骨補填材をインプラント周囲に填入した状態。
【6】HAメンブレンテクニックによりGBRをおこないます。抜歯即時埋入とHAメンブレンテクニックのコンビネーションとなります。
【7】インプラント埋入後、縫合した状態。
【8】2次手術時。粘膜を剥離した状態。インプラント周囲に骨用組織が再生されています。【4】と比較
【9】最終補綴物装着時。天然歯、インプラントとも機能的、審美的な補綴物が装着されました。
【10】初診時のレントゲン像。小臼歯部に透過像が認められ、保存不可能なことがわかります。
【11】インプラント埋入後1ヶ月のレントゲン像。大臼歯部インプラント遠心の骨が吸収してきてます。
【12】補綴物装着後6か月後のレントゲン像。吸収したインプラント遠心の骨が回復してきてます。その理由は・・・・・・。 インプラントロジーに今回執筆した内容で、インプラント周囲の骨が回復してくる症例に反響が多いようなのでそのような症例を意識的にサイトにアップしていこうと思います。
【13】術後1年のCT像。HAメンブレンテクニックによGBRにより骨造成された部位は良好な予後が期待できそうです。
【1】 小臼歯部の歯肉の腫脹を主訴として来院されました。歯根破折によるものです。欠損している大臼歯部成熟側のインプラント埋入と小臼歯部抜歯即時埋入インプラントの計画をたてました。
【2】 抜歯後粘膜を剥離した状態。頬側の骨が歯根破折により大きく欠損していることがわかります。
【3】 舌側の舌下動脈、オトガイカ下動脈の位置を確認して舌側よりにインプラントを埋入することが一番安全、確実な手技といえるでしょう。
【4】インプラントを埋入した状態。頬側が大きく露出していることがわかります。
【5】 骨補填材をインプラント周囲に填入した状態。
【6】 HAメンブレンテクニックによりGBRをおこないます。抜歯即時埋入とHAメンブレンテクニックのコンビネーションとなります。
【7】 インプラント埋入後、縫合した状態。
【8】 2次手術時。粘膜を剥離した状態。インプラント周囲に骨用組織が再生されています。【4】と比較
【9】最終補綴物装着時。天然歯、インプラントとも機能的、審美的な補綴物が装着されました。
【10】初診時のレントゲン像。小臼歯部に透過像が認められ、保存不可能なことがわかります。
【11】インプラント埋入後1ヶ月のレントゲン像。大臼歯部インプラント遠心の骨が吸収してきてます。
【12】補綴物装着後6か月後のレントゲン像。吸収したインプラント遠心の骨が回復してきてます。その理由は・・・・・・。 インプラントロジーに今回執筆した内容で、インプラント周囲の骨が回復してくる症例に反響が多いようなのでそのような症例を意識的にサイトにアップしていこうと思います。
【13】術後1年のCT像。HAメンブレンテクニックによGBRにより骨造成された部位は良好な予後が期待できそうです。
【1】 前歯部のブリッジが歯肉縁下カリエスと重度歯周病の合併症で保存が難しい状態でした。抜歯してインプラント埋入の計画をたてました。審美領域のインプラント埋入はステッピングストーンズプレイスメントが基本となり、補綴はブリッジ形態となります。
【2】3本天然歯を抜歯して側切歯部にインプラントを埋入していきます。下顎側切歯部も舌下動脈、オトガイカ下動脈が近接している場合がありインプラント埋入にあたり舌側の自由度が少ない場合があります。
【3】 抜歯後粘膜を剥離した状態。骨がナイフエッジ状に吸収している部位が認められます。
【4】 抜歯窩にインプラントを埋入した状態。予後不良の予想される歯の抜歯をあまり引き伸ばさないことが低浸襲のインプラント埋入を可能とします。
【5】 顎提がナイフエッジ状の骨をPRPを使用したHAメンブレンテクニックによりGBRを行います。インプラント埋入部位以外も顎提の幅を拡げ補綴物装着時、メンテナンスしやすい環境を整える準備をします。
【6】 インプラント埋入と同時にGBRを行い縫合した状態。
【7】 インプラント埋入後3ヶ月、2次手術時。顎提の幅が拡大され骨様組織の連続性が確保できました。【4】と比較
【8】インプラント補綴装着時。審美的のみならず、顎提を拡ることでインプラント補綴をメンテナンスしやすい形態になっています。なお、PRPを使用したHAメンブレンテクニックは予知性が高く、通常の成熟側の埋入と同等の難易度であると考え別途費用はかかりません。
【1】 歯根破折による咬合痛を主訴として当院に来院。当日抜歯を行い後日インプラントを埋入する計画をたてました。インプラント埋入術前の状態
【2】粘膜を剥離してオステオトームにより上顎洞を挙上していきます。
【3】 インプラントを埋入した状態。抜歯早期埋入も基本的には抜歯即時埋入と同じく低位埋入をとなります。頬側、口蓋側に骨がなく2壁性の骨欠損の状態でした。
【4】 HAメンブレンテクニックによりGBRを行います。インプラント埋入と同時にGBRを行うことで治療期間の短縮が可能となります。
【5】縫合した状態。
【6】術後10日の状態。治癒は良好とは言えません。
【7】 術後20日の状態。良好に治癒しています。HAメンブレンテクニックは軟組織の治癒に問題が起きても、成熟側と同等の成功率が期待できるGBRテクニックと考えてよさそうです。
【8】 インプラント埋入後4ヶ月で2次手術へ移行します。粘膜を剥離するとカバースクリューを覆い骨様組織が確認できました。【3】と比較。
【9】 インプラント周囲の骨整形を行います。頬側のみならず口蓋側にも骨様組織が確認できます。。【3】と比較
【10】インプラントに最終補綴物を装着した状態。審美的、機能的回復がなされています。なぜ歯根破折したのか?・・・・。その問題を解決しないとこのインプラントの長期維持、安定は期待できません。問題は下顎6のC斜面にありました。チューイングにおける開口時の平衡側の干渉です。そこを見落とすと、せっかくの治療が無駄になる可能性があります。
【11】初診時レントゲン像。歯根破折による透過像が認められます。
【12】インプラント埋入後のレントゲン像。インプラント埋入と同時にサイナスリフトにより上顎洞が挙上されています。
【13】術後6ヶ月のCT像。挙上された上顎洞は安定しています。GBR,サイナスリフトをインプラント埋入と同時に行いましが、追加料金は発生しません。このような症例も通常の成熟側のインプラント埋入と同等の難易度と考えています。
術後15年のエックス線像。 HAインプラントは長期的にも良好な予後が期待できます。骨質が悪い上顎においても埋入された12本すべて失われることなく機能しています。
インプラント治療が普及してさまざまなテクニックが考えられてきました。 日本でもインプラント治療は歯科治療の中核を担うようになってきています。 そんな、歯科治療に溶け込んだインプラント治療ですがまだわからないlことがあることも事実です。 天然歯とインプラントを同列に考えなくてはいけない面と、インプラント特有の面があります。 どんなにインプラントが進化しても異物であることにかわりはなく、生物学的ルール“生体は外肺葉系由来の組織に囲まれる”という大原則を崩している事実はかわりません。 当然天然歯の歯周組織とインプラント歯周組織は異なるものと考えるべきでしょう。 症例を診てインプラント周囲の歯周組織を考えて見ましょう。
平成12年サイナスリフトと同時にHAインプラントを埋入しました。インプラント埋入後5ヶ月で最終補綴物を装着しました。補綴物を装着後無断キャンセルにより患者様の来院が途絶えました。インプラント補綴を含めかみ合わせの調整の予定があり、何度かリコールの連絡をしましたが来院は途絶えたままでした。
平成17年にメンテナンスのため来院されました。そのときのレントゲン写真です。インプラント周囲の骨が吸収してきている透過像が認められます。このままではこのインプラントの良好な予後は期待できません。インプラント補綴を含めかみ合わせ全体の調整の処置をしました。患者様は口腔清掃状態は良好でした。
平成19年来院時のレントゲン写真。インプラント周囲の骨が認められます。平成17年にインプラント補綴を含め咬合調整による力のコントロールをしたことにより、インプラント周囲の骨が回復してきています。病原微生物の感染に力要素が伴い周囲の骨が吸収していく天然歯と、力の要素だけで周囲の骨が変化していくインプラントは全くべつものと考えてよさそうです。その違いを理解するとでインプラント周囲の歯肉縁形態の考え方と、インプラント補綴の形態が見えてくるのです。
HAインプラントの特徴として、骨伝導能、骨との強固な結合(バイオインテグレーション)が考えられます。当院ではそのHAインプラントの特徴をを利用して、抜歯即時埋入、サイナスリフト、GBRを臨床応用しています。 HAインプラントは骨と強固にインテグレーションすることで、骨質のを問わず安心して利用できる利点があるといえるでしょう。 ただし、その長期予後を疑問視する臨床家がいることも事実です。HAインプラントの長期予後の症例を通してHAインプラント、インプラント周囲組織について考えてみようと思います。
【1】 私が開業する以前にインプラントを埋入しましたので、術後3年からのレントゲン写真となります。最後臼歯部遠心に骨が吸収が認められます(↑)。患者様は咬合力が強くオクルーザーで測定すると約1000Nあります。一般的にインプラントが耐えうる咬合力は800Nまでといわれています。
【2】 術後7年。インプラント周囲の骨が回復してきていることがわかります。何故インプラント周囲の骨が回復してきたのでしょうか?それは何故術後3年でインプラント周囲に骨吸収が認められたか?と関係してきます。術後3年、右側の臼歯部のインプラント治療のため約6ヶ月左のみで咬んでいまいた(以前は抜歯即時埋入の概念がなく治療が長期化してました)。そして左右のバランスが保たれ、咬合おちつくことでインプラント周囲の骨が回復してきたと考えてよさそうです。
【3】 術後13年のレントゲン像。さらにインプラント周囲の骨の回復が認められます。インプラント周囲で骨が生き物のように変化していく現象は天然歯には認められない現象です。このような変化はHAインプラントに特化した現象なのか、チタンインプラントでも見られる現象なのかはわかりません。インプラント周囲に生物学的幅径が存在して、上皮性付着、結合組織性付着が存在するとしたら、このようなインプラント周囲の骨の変化は考えづらい現象と言えるでしょう。
【4】最後臼歯インプラントのCT像。インプラントは骨に囲まれ、今後も良好な予後が期待できます。
咬合力が約1000Nある患者様の長期予後からHAインプラントの予知性の高さがうかがえます。また、咬合力の強い場合、HAインプラントの適応症といえるでしょう。インプラントロジストには力のコントロールに対する高い認識と、技術が要求されます。 インプラント周囲の骨吸収が、ほとんどペリオ的な視点から論じられることに違和感を感じているのは、私だけではないと思います。
サイナスリフトのラテラルアプローチはフラップを大きく剥離し浸襲が大きい手法といえます。私はほとんどの場合歯槽頂からアプローチしてインプラントを同時埋入する手法を選択しています。低浸襲で術後約4ヶ月で2次手術にとりかかれる利点があります。
【1】 重度歯周病により保存不可能な状態です。エムドゲインによる再生療法を試みましたが予後不良のため、抜歯してインプラント埋入の計画をたてました。抜歯即時埋入とサイナスリフトのコンビネーションとなります。
【2】 長さ13mmのインプラントを埋入して、約10mm上顎洞を挙上していきます。歯槽頂アプローチのサイナスリフトと抜歯即時埋入のコンビネーションテクニックは低浸襲で痛み、腫れがほとんどありません。
【3】 最終補綴物装着後約1年のX線像。【3】で認められる骨補填財の像が自然な骨の像に変化してきています。ほとんどがサイナスリフトした骨で支えられていますが、ペリオテスト値ー6で良好な予後が期待できます。
【4】CT像。インプラントは骨様組織に囲まれて、今後良好な予後が期待できます。HAインプラントを用いた歯槽頂アプローチのサイナスリフトは予知性の高い術式と考えています。
【1】 歯根破折のため抜歯即時埋入と同時にサイナスリフトを行いました。インプラント埋入後約4ヵ月の咬合面観です。
【2】 2次手術時粘膜を剥離した状態。インプラント口蓋側に大きく骨欠損が認められます。インプラント体は生食で洗浄のみ、露出した骨面を注意深くソウハしました。この骨欠損は感染ではなく、抜歯後の治癒不全と考えるべきでしょう。そのままアバットを装着して、粘膜を閉鎖して補綴へ移行しました。
【3】 インプラント補綴物装着後約1年半ごの状態。審美的、機能的回復は維持されています。また、歯肉の連続性が獲得されていることによりメンテナンスが容易になります。
【4】術後2年の矢状面のCT像。サイナスリフトと同時に埋入されたインプラントは良好に経過しています。
【4】前頭面のCT像。2次手術じに欠損していたインプラント口蓋側の骨が回復してきています。
10年以上前メファートがHAインプラントのリカバーの手法を発表しました。それはクエン酸飽和溶液(強酸性、PH-1)によりHAの表層を一層溶かす手法です。ただこの手法はPH-1の強酸に組織為害性がないのか?という疑問がわきます。 この症例は感染というよりは抜歯窩の治癒不全と考え洗浄、ソウハのみで対応し、良好な予後が認められます。では、感染した場合クエン酸処理以外に方法はないのでしょうか?後日症例を通して解説していきたいと思います。
インプラントとアバットメントの接合部をマイクロギャップと呼ばれ、その接合部の僅かな溝に存在する細菌叢がインプラント周囲の骨吸収に関係するという考え方があります。また、アバットメントとインプラント体の接合部の機械的刺激によるアバットメント由来の炎症性細胞浸潤を伴う結合組織が存在して、その垂直方向への進展がインプラント周囲の骨吸収に関係しているという考え方があります。 そして、補綴部物とアバットメントの接合部をマクロギャップと言い、マイクロギャップより細菌叢が生息しやすくインプラント周囲の骨吸収の大きな原因と考えている臨床家もいます。 症例を通して考えて見ましょう。
【1】成熟側のインプラント埋入です。インプラント埋入後2ヶ月のレントゲン像です。近遠心に骨吸収が認められます。
【2】 インプラント埋入後3ヵ月のレントゲン像。インプラント近心に認められた深い骨欠損の回復が認められます。インプラントにジンジバルカフが装着されています。
【3】 インプラント埋入後4ヵ月のレントゲン像。インプラントに最終補綴物が装着されました。
【4】インプラント埋入後4年半後のレントゲン像。インプラント周囲の骨の回復が認められます。
【5】4年半後の矢状面のCT像。レントゲン像と同様にインプラント周囲の骨の回復が確認できます。
【6】前頭面のCT像。インプラント周囲の骨がマイクロギャップ、マクロギャップに関係なく回復してきることが確認できます。この症例からインプラント周囲の骨吸収をギャプ理論で説明するには無理があることがわかります。リモデリング、ソーサリング現象、水平的生物学的幅径も認められません。逆に骨が回復していく例が少なくないことは、おわかりいただけるた思います。自分なりに整理していつかお話させていただきます。S先生。
マイクロギャプ理論はヘルマンによって提唱されました。 ヘルマンはストローマンよりの研究者でこのマイクロギャップ理論は1回法のインプラントを有利に普及させるために書かれたり論文である可能性があります。 私はマイクロギャップ理論もマクロギャップ理論も否定するつもりはありません。 ただ骨吸収のすべてをギャップ理論で解決するのは無理があるように思います。1つのリスクファクターと捉えるべきでしょう。 この症例は繰り返し咬合調整を行い一口腔単位で力のコントロールを行っています。
【1】7年以上前に埋入したインプラント補綴物の咬合面観です。審美的機能的回復が維持されています。補綴物と歯肉の関係も良好に維持されていることがわかります。
【2】 インプラント埋入時のレントゲン像。大臼歯部でありますが径3.25mmのナロータイプのインプラントが埋入されています。
【3】 インプラント埋入後7年経過のレントゲン像。マクロギャップが骨に近接していますが骨吸収は認められません。HAインプラントにおいてシリンダータイプは骨吸収が多いという報告もありますがこの症例を診るかぎり検討の余地がありそうです。最も咬合力がかかる大臼歯部にナローのインプラントという厳しい条件での検証です。やはりHAインプラントは単独補綴をスタンダードと考えてよさそうです。
【4】6、インプラント埋入後7年の前頭面のCT像。リモデリング・ソーサリング現象は起こっていません。
【5】7、インプラント埋入後7年の前頭面のCT像。同様にリモデリング・ソーサリング現象は起っていません。
ナロータイプのインプラントに既成のアバットを用いると当然インプラント補綴の歯肉縁形態は補綴物によって決定することになります。天然歯と同様の支台歯の形態を模倣すると頭でっかちになりアブノーマルな力をインプラントネック部で受けてしまう危険があります。中空で正円のアバットメントを用いその弾性で力を逃がすコンセプトにより良好な予後が期待できます。インプラント補綴は天然歯の補綴物を模倣するより、ナローなアバットを用いてポンティク形態に近づけることが審美的にも有利と考えています。その理由も後日言及しようと思います。
犬歯から犬歯まで前歯が仮歯の状態で来院されました。
前歯2本がない状態です。
写真は術後2年の状態です。 真ん中2本がインプラントによる補綴物です。 両側側切歯、犬歯はオールセラミックにより修復しました。
頬側のGBRされた骨様組織は維持され、良好に経過していることがわかります。
左上
の歯肉が下がり、審美的に問題があります。
治療時、補綴物を除去する時に左上は抜けてしまいました。
歯肉の連続性がある程度整いました。
審美的にも術前に比べ満足いく範囲におさまっています。
右上
も歯槽膿漏でその予知性に不安が残り抜歯してインプラントブリッジになっています。
左右
がインプラント
がオールセラミックス
はGBRをしてインプラントを埋入しています。
左右![]()
がインプラント左右
がオールセラミックス
右上
と左上
がオールセラミックス右上
がインプラント。
歯肉が成長してきています。
印象採得時
歯肉が成長してさらに自然な感じで、天然歯補綴と区別がつきません。
補綴物装着時右上
がインプラント。
術後2.5ヶ月で最終補綴物が装着できました。
歯肉のラインが左右対称で天然歯と調和していることがわかります。
インプラント埋入後1ヶ月の状態。
左上
がインプラント。
両隣在歯とうまく調和しています。
歯肉の状態も良好なのがわかります。
患者様は前歯部審美障害を主訴として来院されました。 右上3番は歯根破折のため抜歯即時埋入によりインプラントを埋入しました。
右上
と
の歯肉の段差がなくなり審美的に回復していることがわかります。
なお右上
にインプラントが埋入されています。
【1】術前の状態。![]()
のポケットが8ミリ以上あり、動揺度も大きく予後に不安が残こる重度の歯槽膿漏です。患者様の強い希望もありインプラント治療による審美的、機能的回復を行うことになりました
術後4ヶ月の状態。狭窄した歯槽堤がHAメンブレンテクニックによるGBRにより広がっていることがわかります。インプラント周囲の粘膜も良好な治癒の経過をたどっていることがわかります。
インプラント、天然歯の歯肉の連続性が獲得され審美的かつ、メンテナンスにも有利な形態となりました。矢印がインプラント埋入部位です。良好な予後が期待できます
【1】 術前の状態。頻繁に歯肉が腫れることを主訴として来院なさました。
【2】 術前のレントゲン写真。重度の歯槽膿漏と根尖病巣の合併症で4前歯の保存が難しい状態です。審美的、機能的回復を目的にインプラント治療の計画をたてました。
【3】 術後4ヶ月、2次手術時。HAメンブレンテクニックによるGBRにより垂直的に骨造成され、インプラント体が骨様組織に覆われていることがわかります。
【4】2次手術直前のレントゲン写真。垂直的に骨造成されていることがわかります。
【5】2次手術のあと粘膜の治癒をまち、印象採得を行います。インプラントにはインプレッションポストが装着されています
【6】術後5ヶ月後、最終補綴物装着時。インプラントと天然歯の歯肉の連続性が保たれ審美的、機能的回復が認められます。より早く、より美しくがインプラント治療の基本です
【1】前歯部ブリッジの審美障害が主訴です。また、連結せずに単独補綴にしてほしいという強い希望があり、欠損部にインプラントを埋入する計画をたてました。
【2】補綴物を外した状態。欠損部の骨が狭窄していることが予想されます。審美的にインプラント補綴を入れるには難易度が高い症例といって良いでしょう。
【3】粘膜を剥離した状態。ナイフエッジ状の狭窄した骨が認められます
【4】慎重に舌側からボーンエキスパンダーにより骨を広げて、インプラント床を形成していきます。
【5】インプラント床形終了時の状態。
【6】インプラントを埋入した状態。舌側が裂開した状態でインプラントが埋入されています。
【7】上顎結節から自家骨を採取して頬、舌側にGBRをHAメンブレンテクニックにより行います。 また、歯肉の厚みを獲得するのを目的に結合組織を移植することも同時に行います。硬組織、軟組織の厚みを増して審美的なインプラント補綴を入れる準備をします。
【8】インプラント埋入後、縫合した状態。
【9】3ヵ月後の状態。良好な治癒の経過をたどっています。
【10】術後3ヶ月半。歯肉の連続性が獲得され、審美的インプラント補綴が装着されました。審美的なインプラント補綴はインプラントロジストの基本的技術と考えています。
【11】インプラント周囲の頬側、舌側GBR症例の2年後のCT像です。頬側に厚みのある骨が確保され、良好な予後が期待できます。
外科、ペリオ、補綴以外に矯正歯科も1人の歯科医師が行うことにより、治療計画、治療経過が明確になり無駄のない治療が実現可能となります。 当然費用も安く済みます
【1】 咀嚼障害で来院されました。 右の1点しか咬んでなく、開口の3級(前歯に隙間がある、うけ口)で成人の矯正治療としては大変難しいかみ合わせでした。 全部で7本のインプラントを埋入して、矯正治療も行いました。
【2】 治療終了時の状態。 術前左上2|4の間にも(左上3番にも)インプラントを埋入してあります。
【1】 審美障害で来院されました。 右上2番が先天性欠如のため左右のバランスがよくありません。
【2】 右上1|3の間を広げていきます。 臼歯部に矯正用のインプラントを埋入し、それを利用して右の臼歯を後ろに下げてます。
【3】 スペースができました。ただこのスペースは歯牙の傾斜移動によるものです。歯軸を立て直す必要があります。外科的浸襲を加え局所の骨粗鬆症を誘発して歯を速く動かすコルチコトミー効果を期待してインプラントを埋入しました。
【4】 できたスペースにインプラントを埋入して補綴物が装着されました。 初診時に比べ歯列のアーチも拡大され、審美的のみならず、かみ合わせが安定しました。
【5】 インプラント部。 隣在歯と調和がとれているのがわかります。
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